JStarの記憶
仕事場でなんとなく昔話をしていて検索してみたら見つけた。
ざっと見たところargossやWindows版Viewpoint(Global View)の話題も書いてある。
自分とStarの関係の経緯を簡単に説明すると、学生時代(96年頃)にやってたアルバイト先の
取締役が富士XeroxでStarを売ってた営業だった関係で仕事場にこれが置いてあった、という感じ。
件のサイトにあるエピソードも大体その取締役から伝聞しているものと合っているので、
多分中の人が居るんではないかなと思う。
で、工作機械メーカーのマニュアルの翻訳を入力する仕事とかCUSPを書く仕事を手伝っていた。
で、そのうちXeroxがStarのサポートを終えるというので、
Sun OSとかWindows上で動くGVを経由させてMS Officeへコンバートする作業もやった。
最後の最後に廃棄するために仕事場から10台ほど運び出すのもやった(死ぬかと思った)。
80年代のマシンながら、20インチオーバーのCRTを持ってて、WYSIWIGを実現していたという
点では当時は先進的なマシンだったんだろうとは思う。
が、このワークステーションはいろんなところが凶悪で、とにかく(本体もCRTもキーボードも)デカイ。あと重い。
電源をいれればとにかく起動が遅い、消費電力と熱もすごくて夏場に机の下から熱風出る。
とにかく使う分にはいいが運用するには厳しい代物だった。
ネットワークがEthernetと互換があったというか、物理的な接続としてEthernetが使えたはずで、
ネットワークの物理的構築は意外と簡単だったと記憶している。XNSの設定はよく覚えてない。
追記:このへんにその話が書いてあった。トランシーバーありましたね。
末期には10BASE2の同軸コネクタにに直接挿し込むのもあった気がします。
そういえば当時ケーブルをイエローとか呼んでたな・・・
そんなこんなで印象深い機械だった。
あと、JStarの転記キーは秀逸なのでWindowsやMacにもほしいと今でも思う。
でもこれを触っていたおかげで、某大学の教授とDマシンの話題で盛り上がったし、
当時富士Xeroxでsmalltalkをやってた方々とも出会うこともできたのでしょうね。
#JStar上ではsmalltalkはあまりやらなかったけど。